So-net無料ブログ作成
検索選択
2008DVD等 ブログトップ
前の10件 | -

「輝ける青春」 [2008DVD等]

輝ける青春 プレミアム・エディションDVD
La Meglio Gioventu 2003伊
監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
脚本:サンドロ・ペトラリア、ステファノ・ルッリ
出演:ルイジ・ロ・カーショ、アレッシオ・ボーニ、アドリアーナ・アスティ、ソニア・ベルガマスコ、ファブリツィオ・ギフーニ、マヤ・サンサ、ヴァレンティーナ・カルネルッティ、ジャスミン・トリンカ
 
 仲の良いひとつ違いの兄弟ニコラとマッテオを中心に、イタリアのある家族が辿った人生を37年間に渡って描いた作品です。その長さ実に6時間6分。2日に分けて鑑賞しました。

 大学生のニコラとマッテオは、精神病院で不当な治療を強いられていた少女ジョルジアと出会ったことから、それぞれの人生を大きく変えて行く。精神科医としての使命感に溢れ、家族や友人にも実直に向き合おうとするニコラに対し、周囲に背を向け自虐的に生きるマッテオ。性格も生き方も対照的な二人と、彼らを取り巻く家族や友人たちの、人生の喜びと悲しみが、丁寧に丁寧に綴られています。

 学生運動、過激派によるテロ、マフィアの台頭、社会の腐敗など、暗澹たる時代にあって、翻弄されながらも、希望を失うことなく強く生きる人々の姿が、強く胸を打ちます。イタリアのごく普通の家族の物語ではありますが、そこに鮮やかに浮かび上がるのは、誰の心にも存在する人生の迷いや悲しみ、孤独や挫折。そして救いと希望をもたらしてくれるのは、いつもどこにあっても家族や友人の存在だということ。身近な問題として、大きな共感を呼び起こされ、人生の味わい深さに今更ながら驚嘆しました。

 ニコラとマッテオを演じた俳優がとてもハンサムだったのですが、その所為だけでなく、観ていくうちに登場人物の全てから目が離せなくなりました。各人物像がしっかり描かれており、演じる俳優たちの演技の確かさを感じます。全シーン、人物の情感を表すようなイタリアの美しい風景の数々も印象的で、6時間強もの長さを全く忘れさせてくれる、素晴らしい作品でした。

 貴重なDVDを貸して下さったAさん、ありがとうございました。
 m(__)m
nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:映画

「題名のない子守唄」 [2008DVD等]

題名のない子守唄DVD
La Sconosciuta 2006伊
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:クセニア・ラパポルト、クララ・ドッセーナ、クラウディア・ジェリーニ、ミケーレ・プラチド、ピエラ・デッリ・エスポスティ

 ウクライナから北イタリアのトリエステにやって来たイレーナは、強引な手段を用いて、テアという幼い娘を持つアダケル夫妻の家の家政婦となる。テアの気を引き、夫妻の信頼を得たイレーナは、不可解な行動を重ねていくのだった。

 イレーナの目的は何なのか? アダケル家との関係は? イレーナのアダケル家に対する異常な執着心。細かく映し出されるフラッシュバック映像と、効果的に流れるモリコーネの音楽によって、イレーナの過去に何があったのか、登場人物たちの運命は、、、と観る者の不安と好奇心を休む間もなく掻き立てます。

 情感豊かな映像と音楽は、『海の上のピアニスト』『マレーナ』などと共通するところがあり、トルナトーレらしい作品だと感じました。また以前観た『記憶の扉』(1994)という映画も、フラッシュバックを多用した引き込まれるサスペンスだったのですが、この監督の得意とする手法なのでしょうか。

 主観としてストーリーは好きと言い難いのですが、それはともかくも、衝撃の結末へと向かう物語の盛り上げ方が実に上手く、緊張感溢れる作品でした。イレーナを演じた女優クセニア・ラパポルトの怖いほどの美貌と迫真の演技も見所です。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

「レッド、ホワイト&ブルース」  [2008DVD等]

レッド、ホワイト & ブルースRed,White And Blues
2003米 ☆☆☆☆
監督:マイク・フィギス
出演:エリック・クラプトン、ローリング・ストーンズ、ジェフ・ベック、トム・ジョーンズ、ヴァン・モリソン、ルル、B・B・キング、他


 2003年にアメリカブルース生誕100年を記念し、マーティン・スコセッシ製作総指揮のもと、音楽を愛する監督たちがアメリカの音楽のルーツであるブルースをそれぞれの熱き想いで綴った7本のドキュメンタリー集“THE BLUES Movie Project”の中の1本。自身ミュージシャンでもある「リービング・ラスベガス」のマイク・フィギス監督が、イギリスの音楽シーンを振り返り、ブリティッシュロックのルーツとしてのブルースを検証していく。(allcinema.netより)

 音楽通の友達にお借りしたDVDです。THE BLUES Movie Projectの中では、以前にイーストウッド監督の「ピアノ・ブルース」を観て、ブルースの魂、生命力溢れるピアノ演奏の数々に圧倒されました。当作品では、イギリスにおけるミュージシャンたちの活動を通してブルースの歴史を追っています。

 60年代以前、アメリカの白人社会で、ないがしろにされていた黒人によるブルースが、イギリスのミュージシャンたちによって発掘され、ブルース・ロックとして人気を博していく。それが、やがてアメリカでのブルースの再評価を生んだという。

 魂の叫びとも言えるミュージシャンたちの演奏はどれも聴き応えあります。多彩に盛り込まれたインタビュー、演奏シーンから、人種や国籍を超えて繋がって行く音楽の素晴らしさとパワーに改めて感動しました。
nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:映画

「ONCE ダブリンの街角で」 [2008DVD等]

once.jpgDVD
Once 2006アイルランド ☆☆☆☆
監督・脚本:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ、ヒュー・ウォルシュ、ゲリー・ヘンドリック、アラスター・フォーリー、ゲオフ・ミノゲ


 舞台はアイルランドのダブリン。ギターを演奏し路上で自作の歌を歌うミュージシャンの男。ある日、チェコ移民の若い女性が気軽に彼に話しかける。花売りや掃除婦の仕事をしながら家族と慎ましく暮らす女の唯一の楽しみは楽器店でピアノを弾かせてもらうこと。ある日彼女の演奏に感銘を受けた男は、一緒に曲を演奏しようと彼女を誘うのだった。

 互いに距離を置きながらも惹かれあう二人。たっぷりと挿入された歌が、男女の心の微妙な揺れを、台詞以上に雄弁に物語って行きます。時に激しく、時にしっとりと、聴かせる歌の数々には、それぞれの想いがこもっていて、胸を締め付けられました。

 ラストの二人の決断が、何とも切なく、それでいてとても清々しい。

 主演のグレン・ハンサードは、アイルランドの人気バンドのメンバー、若い女性を演じたマルケタ・イルグロヴァは、チェコのシンガーソングライター、そして、監督は元ミュージシャンとのこと。美しいアイルランドの街並みと、男女の儚い恋物語に、自然に溶け込むような歌の挿入の仕方が素晴らしいと思いました。

 歌を愛する人たちによる手作り感がとても心地良い、思わずサントラCDが欲しくなる、素敵な映画でした。


nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

「うつせみ」  [2008DVD等]

utsusemi.jpgCS放送
(シネフィル・イマジカ)
2004韓日
☆☆☆☆
監督・脚本・製作:キム・ギドク
出演:イ・スンヨン、ジェヒ、クォン・ヒョコ、ミンギュ

 留守宅に忍び込み、我が家のように振舞う生活を続ける青年テソク。ある日忍び込んだ豪邸で、夫の束縛を受け監禁同然の生活を送る美しい女性ソナと出会う。ソナの夫を襲い共に逃げた二人は、留守宅を転々とする生活を送るように。しかし、ついにテソクは逮捕され、ソナは元の生活に引き戻されてしまう。。。

 どうやってこんな発想が生まれたのか、と思うほど斬新でシュールなストーリー。二人の会話をほとんど廃し、テソクとソナの行動と表情を丁寧に追う映像。これらによって、二人の魂の強い結びつきが、観る者の心にリアルに刻まれて行くという、不思議な感覚を味わいました。

 不確かな存在の肉体に対して、見えないけれど精神=愛は確実に存在するのだと、確信させてくれるラストは感動的でした。こういう作品を観ると、人間って凄いなぁと思わずにはいられません。

 キム・ギドク監督作品を観たのは初めてでしたが、独特の世界観が実に魅惑的です。第61回ヴェネチア国際映画祭で監督賞他全4部門を受賞したという実績も、なるほどとうなづける素晴らしい作品でした。韓国語の原題は『空き家』で、英語題は『3-IRON』(ゴルフの3アイアン)ですが、より深い意味と響きの良さを感じさせる邦題が秀逸だと思います。
nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:映画

「パンズ・ラビリンス」 [2008DVD等]

pans.jpg
 DVD
 El Laberinto Del Fauno
 2006 メキシコスペイン・米
 ☆☆☆☆
 監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ。
 出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ

 公開中に観られなくて、その後DVDで鑑賞しました。今まで観た映画にないタイプの映画で、強く印象に残っています。

 スペイン内戦後の1944年。空想好きの少女オフェリアは、母と共にとある山奥にやって来る。独裁者フランコに抵抗し山中でレジスタンス活動を続けるゲリラを掃討すべく赴任中のビダル将軍と母が再婚したのだった。激しい内戦、冷酷な義父、母親の病気、不安と恐怖を募らせるオフェリアは、やがて妖精に導かれ不思議な迷宮を見つける。

 多感な年頃の少女にとって、あまりに過酷な現実。そこから我が身を守るかのように展開する非現実の世界が何とも哀しい。地下の魔法の王国に帰るため、一生懸命3つの試練に立ち向かう少女の純真さに胸が痛みました。

 幻想と現実の対比表現が巧妙でした。神秘的で美しい映像、不思議な妖精やおどろおどろしい姿の牧神、少女の彷徨う幻想的な世界。そこで必死に戦う少女の姿が、健気で愛おしい。そしてその少女の純真さが、ビダル将軍の残虐性や母親の病気など、少女が直面する現実の非情さをリアルに浮かび上がらせていました。

 願いを叶えたい時、好きなものを断って願掛けをすることはよくありますが、少女の場合は、自分で作り出した試練を乗り越えることで、現実に希望を見出したかったのだという気もします。

 とにもかくにも、現実の世界で幸福を得られない少女の、心の中の現象が映像化された哀しいファンタジー。そこに、最も弱い子どもたちを傷つけ犠牲にする、戦争、また大人社会への批判のメッセージを感じました。ある意味、雄弁で凄い映画だと思います。

 キャッチコピーの”だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。”があまりに悲しく心に突き刺さります。同時に、想像力によって少女の心は救われたと思えば、少しは慰められる気がしました。
nice!(2)  コメント(3) 
共通テーマ:映画

「オペラ座の怪人」 [2008DVD等]

オペラ座の怪人The Phantom of the Opera
2004 米英 ☆☆☆☆
監督:ジョエル・シューマカー。
製作:アンドリュー・ロイド=ウェバー。
原作:ガストン・ルルー。
脚本:ジョエル・シューマカー、アンドリュー・ロイド=ウェバー。
音楽:アンドリュー・ロイド=ウェバー。
出演:ジェラード・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン、ミニー・ドライヴァー、シアラン・ハインズ。

 公開間近の、「幸せの1ページ」http://shiawase1.jp/、「P.S.アイラヴユー」http://www.psiloveyou.jp/ の宣伝をあちこちで目にするようになりました。ジェラルド・バトラー、やっぱり素敵だなぁと思っていたところ、彼のファントムがまた見たくなり、久々に、DVDを引っ張り出して観ました。
 大好きな作品です。公開時には2回映画館に足を運んだ記憶があります。その時書いた感想がこれです。

* * *
 1919年、廃墟となったパリのオペラ座で、かつての栄華を偲ぶ品々がオークションにかけられていた。その一つシャンデリアが紹介されると、たちまち廃墟が輝きを取り戻し、絢爛豪華なオペラ座が蘇り1970年代の全盛期に時代が一転する。。。冒頭から、そのドラマティックな演出に圧倒されました。

 そしてそのまま、美しく華やかなオペラの世界と、そこに展開される激しく悲しい愛の物語に、陶酔しっ放しの2時間強。歌で愛を語るのは何と官能的で心を揺さぶるのか、ミュージカル作品の素晴らしさに改めて感動しました。

 G・バトラーの怪しく苦悩に満ちた佇まいのファントムはとてもセクシー。彼のクリスティーヌに寄せる想いは、その激しさと切なさに涙が溢れました。また、彼の危険な魅力に惹かれながらも、穏やかな愛との狭間で苦悩するクリスティーヌを演じたE・ロッサムは、ファントムによって少女から大人の女性へ変貌する様子が見事。彼女を誠実に愛するラウルを演じたP・ウィルソンも魅力的。役者と歌と演技、ストーリーも演出も全てが揃った、満足の行く作品でした。ラストも切なくて心地よい余韻が残ります。
* * *

  情熱的で華麗、また甘美で情感溢れる旋律の数々。アンドリュー・ロイド=ウェバーの曲の奥深さに改めて心打たれました。ドラマティックでゴージャスな映像。それぞれの役者の歌唱も素晴らしい。私が一番好きなのは劇中劇”勝利のドンファン”の中でファントムとクリスティーヌが歌う「The Point Of No Retern」。何度観(聴い)ても実に官能的でドキドキしてしまいます。ファントム=ジェラルド・バトラーの色気にまたまた悩殺されました。

 ジェラルド・バトラーの作品は「Dear フランキー」「300」と観ましたが、どちらも違うタイプの役ながら、強く心引かれるものを感じました。今後の出演作もますます気になります。
nice!(1)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

「夕凪の街 桜の国」 [2008DVD等]

夕凪の街 桜の国DVD
2007 日
監督:佐々部清
原作:こうの史代
出演:田中麗奈、麻生久美子、吉沢悠、伊崎充則、中越典子、粟田麗、金井勇太、藤村志保、堺正章。

 「夕凪の街」と「桜の国」世代を超えて繋がる二つの物語を通して、原爆投下後に広島生きる一人の女性(麻生久美子)の苦悩と、現代を生きる娘(田中麗奈)が辿る戦争の傷跡を描いている。

 昨年、家族で広島平和記念公園に行きました。美しく整備された広島の街。その中で静かに佇む世界遺産、原爆ドームが、戦争の底知れぬ悲しみを現代に訴え続けていました。学校の授業で繰り返し学んだ原爆の惨禍ですが、数十年ぶりに資料館を見学すると、これまでの自分の問題意識の未熟さに改めて気づかされました。

 今年で終戦からたったの63年。私が生まれる約20年前にはまだ日本が戦争していたことを、もっと重く受け止め、戦争の事実を次世代に伝えていかなくてはいけないと、年々思いを強くします。最近、小説「少年H」(妹尾河童)「蟹工船・党生活者」(小林多喜二)なども読みましたが、戦中戦後の人々の生活についても知らない事が一杯あると痛感。現在も世界では戦争や殺戮が続いていますが、それらに心を痛めるだけでなく、もっともっと知識を広げていかなくてはと思っているところです。

 映画は、涙、涙で、感傷的過ぎたり、冗長に感じる部分もありましたが、作り手が表現したかったであろう戦争の悲惨さと平和への願いは真摯に受け止められました。戦争は決して過去の出来事ではないことを、改めて心に刻ませてくれる作品です。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

「パラダイス・ナウ」 [2008DVD等]

パラダイス・ナウ

 DVD
 Paradise Now
 2005 仏・独・オランダ・パレスチナ
 ☆☆☆+
 監督:ハニ・アブ・アサド。
 出演: カイス・ネシフ、アリ・スリマン、ルブナ・アザバル。

 パレスチナの幼馴染みの二人の若者が自爆攻撃に向かう48時間の葛藤と友情を描いた物語(映画サイト解説より)。

 静かな映画でした。音楽を使っていない。そして直接的に残酷なシーンもない。ただ、二人の青年の行動を静かに追って行くだけ。なのに、彼らの心の葛藤が手に取るように解り、紛争の哀しさが強烈に心に突き刺さる作品でした。

 自爆攻撃に向かう二人が、その行動の意味を改めて問い直す。密告者として処刑された父を持つサイード、イスラエル軍に迫害された父を持つハーレド。また女友達スーハの父はパレスチナの殉教者として英雄視されている。それぞれの立場で、模索するパレスチナの未来はあまりにも暗く哀しい。
 ”報復は何の解決にもならない”ことは当然だけど、閉塞的な生活を強いられる彼らに他に選ぶ道が無いことも凄く伝わって来て、やり切れない思いで一杯になりました。

 シンプル過ぎて、映画として少し物足りないかなと最初は感じましたが、パレスチナ問題の深刻さが後からじわじわと押し寄せて来て、今ではとても印象深い作品です。

 パレスチナ出身の監督と、イスラエル人のプロデューサによる製作と後から知りました。このような作品が作られた事に、せめてもの希望を見出したいと思いました。

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:映画

「イタリア的、恋愛マニュアル」 [2008DVD等]

イタリア的、恋愛マニュアル DVD
 Manuale D'amore 2005伊
 ☆☆☆
 監督:ジョヴァンニ・ヴェロネージ。
 出演:シルヴィオ・ムッチーノ、ジャスミン・トリンカ、マルゲリータ・ブイ、セルジオ・ルビーニ、ルチャーナ・リッティツェット、ディーノ・アッブレーシャ、カルロ・ヴェルドーネ、アニタ・カプリオーリ、フランチェスコ・マンデッリ、ロドルフォ・コルサート。

 無職の冴えない若者が一目惚れの相手にあの手この手で猛アタックする話。倦怠期の夫婦の心の葛藤を描いた話。真面目な夫に浮気され混乱する女性の話。突然妻に捨てられた男が途方にくれる話。男女の愛にまつわる4つのエピソードがリレー形式で、コミカルに描かれて行きます。

 4つのストーリーは、どれも”ある、ある”と思う部分が何箇所もあって、親しみ易いものでした。個人的には、特にラストの話が気に入りました。妻への未練たっぷりに、マニュアル本に従って行動する男の姿が、情けなくも可笑しかった。そして、全話に共通して感じたのは、率直で潔く前向きな女性に対して、男性は軟弱で情けなく見えてしまうということ。男女間のズレが上手く描かれていて、面白いなぁと思いました。

 男女間にはいつ何が起こるか分からない。マニュアルを作るなら膨大な量になるでしょうが、だから人生はいとおしいのだと感じられる、心温まる作品でした。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:映画
前の10件 | - 2008DVD等 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。